みなさんは基本情報技術者試験をといていて、
- 基本情報の午後対策として、各問題の『目標点数』と『時間配分』の目安を知りたい。
- 午後試験の『アルゴリズム』や『ソフトウェア開発』は時間が足りないけど、どうしたらいいの?
このような疑問や悩みをもったことはないでしょうか?
安心してください。
これらはほとんどの受験者が持つ悩みなのです。
今回はこれらの悩みを解消していきます。
時間配分をしっかりおこなうメリット
基本情報技術者試験は、時間配分も重要なテスト対策となります。
もし試験時間を節約できたら、
・難しい問題に時間を掛けられる ・心の余裕を生む ・見直しをする時間が増える
といったメリットが発生するため、 是非とも効率的に問題を解いて、試験時間を節約できるようにしてください。
基本情報技術者試験の理想の時間配分
午前問題の制限時間の目安
試験の制限時間は、午前問題も午後問題も、2 時間 30 分( 150 分)です。
午前問題で時間が足りなかったという人は、滅多にいません。学習の際も、時間を気にしないで解いてください。
ただし、計算問題だけは要注意です。ここに時間がかかり過ぎてしまうと、試験当日に焦ってしまうかもしれないからです。
計算問題の学習の際に、電卓を使っている人はいませんか?
試験当日は、電卓が使えない のですから、学習の際も、必ず手作業で計算してください。
手作業に慣れていないと、桁数の多い掛け算や割り算に、かなりの時間がかかってしまいます。問題を数多くこなせば、だんだんと計算のコツがつかめます。中学や高校では、手作業で計算をしていたはずです。そのときの感覚を取り戻してください。
午後問題の制限時間の目安
午前問題で時間が足りなかったという人は、滅多にいませんが、午後問題では、ほとんどの受験者が、時間が足りなかったと言います。
したがって、学習の時点でも、必ず制限時間を設けて学習してください。
ダラダラと時間をかけて学習すると、試験当時に「解いた問題は合っていたのだが、解いた問題数が足りなくて合格点に達しなかった」というハメになるからです。
試験本番でのおすすめの時間配分は次のような配分です。
問題 | テーマ | 必須 / 選択 | 制限時間 |
---|---|---|---|
問 1 | 情報セキュリティ | 必須 1 問 | 15 分 |
問 2 ~ 問 7 | テクノロジ系 4 問出題 マネジメント系 1 問出題 ストラテジ系 1 問出題 | 選択 2 問 | 15 分 |
問 8 | アルゴリズム | 必須 1 問 | 30 分 |
問 9 ~ 問 13 | プログラミング 5 問出題 | 選択 1 問 | 30 分 |
制限時間内に、とにかく答えを選ぶ練習をしてください。
基本情報技術者試験のポイント
基本情報技術者試験を受ける際に大前提となるのは、解ける問題から解いていくという点です。
なぜならば基本情報技術者試験では、 午前問題は80問という物量で、 午後試験は長文問題という質で、受験者の時間を消費させてくるからです。
- 『午前試験』は勉強すれば合格レベルに達するが、『午後試験』は難問があり、また時間が足りないので『戦略』が必要。
- 『午後試験』は各問題に『目標点数』と『時間配分』を設定(前半3問は1時間で7-8割の点数、後半2問は1時間30分で4-5割の点数が1つの目安)。
基本情報(FE)午後試験に戦略を持って臨むことができるようになったのではないでしょうか。
この記事を読んで戦略を練った方が1人でも多く試験に合格することを願っています。