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【必要な技術】インフラエンジニアに必要な技術は?トレンドの技術も紹介します!

インフラエンジニアにとって、必要な技術はいろいろあります。
もちろん、サーバやネットワーク、ソフトウェアなど、総合的なIT関連技術も必要となります。

また、インフラ全般についての知識と技術も必要です。

仮想ネットワークの技術

インフラエンジニアの技術で、最近特に注目されるのが仮想ネットワーク技術です。

仮想ネットワークには、Hyper-VやVMwareなどがあります。
Hyper-Vは、マイクロソフト社が提供する仮想システムで、1台のコンピュータで複数のOSを稼働させることができます。

つまり、パソコン上に別のパソコンを作り出して、その作り出したパソコンを本当のパソコンのように稼働させる技術です。

Hyper-Vを使うと複数のOSや環境でのテストを1台のパソコンで実行できるのでとても便利です。 また、OSが壊れてもすぐ元に戻せる機能があるので、過酷なテストを繰り返す場合などにも役立ちます。

VMwareも、Hyper-Vと同様に仮想ネットワークです。
専用のソフトウェアを利用して、サーバ上のCPUやメモリ、ディスクなどを統合、分割して利用するものです。

仮想化しない環境では、Webサーバやメールサーバ、ファイルサーバなどは、それぞれ別の物理サーバ上で管理されています。

つまり、必ず複数のパソコンが必要となるわけです。
ところが、仮想化技術を使えば、1台のサーバ上で複数のサーバを動かすこともできます。

そのため、多くの企業が仮想ネットワークを導入し、あるいは導入を検討しています。このように、仮想ネットワーク技術はいまや当たり前になっているのです。

インフラエンジニアにとって、仮想ネットワーク技術はトレンドであると同時に、スキルとして必ず必要な技術になっていくのは間違いありません。

仮想ネットワークを利用すると、効率的なリソースの活用が可能になります。

異なる物理サーバ上でアプリケーションを稼働すると、業務によって稼働率が変わるため、ピーク時以外はサーバに余裕が生まれます。

つまり、その分だけサーバの稼働が無駄になるわけです。サーバを仮想化すれば1台の物理サーバに集約できるため、この無駄を省くことができます。

このため、今後仮想化ネットワーク技術は、インフラエンジニアにとって不可欠となるのは間違いありません。

技術者認定資格の取得

CiscoやLinuxの技術者認定資格は、インフラエンジニアにとって取得しておきたい資格です。

サーバやネットワークとの関わりが深いインフラエンジニアにとって、Cisco技術者認定のCCNAやCCNP、CCIE、Linux技術者認定制度のLPICなどの資格を持っていると、転職に役立ちます。

Cisco技術者認定とは、アメリカのネットワーク機器の大手企業が展開している資格試験のことです。

試験は難易度別に分かれていて、自身の知識量やスキルによって受ける試験を選べます。Cisco技術者認定資格を取っておくと、ネットワーク技術者としての信頼が得られるので、転職の際にかなり有利になります。

Linux技術者認定資格は、レベル1~3まであります。
レベル1はLinuxの基本操作が行えるエンジニアです。レベル2はLinuxサーバのネットワーク構築や運用ができるレベルです。

企画、導入、トラブル対応ができるエンジニアであることを証明してもらえます。レベル3は各分野において最高レベルのエンジニアである証明となります。

Linux、Windows、Unixが混在するシステムの設計や構築、運用ができるエンジニアとして認められます。

LL言語・C言語を習得する

初歩的なレベルのLL言語やC言語が使えると、シェルプログラミングが作成できます。
シェルプログラミングは、ちょっとした処理をするためのプログラム作りに適しています。

シェルプログラムが作れると、頼もしいインフラエンジニアになれるでしょう。

DB2やOracleのデータベースをマスター

国内のデータベースは、DB2とOracleの2つだけでかなりのシェアを占めます。
そのため、この2つのデータベースをマスターしておけば、ほとんどの企業のデータベースが扱えるわけです。

どちらか1つでもいいのでマスターすれば、転職にもかなり有利になります。

DB2はIBM社が提供するリレーショナルデータベース管理システムのことで、管理ツールと開発ツールを含めた製品の総称です。

当初は汎用機用に開発されましたが、のちにUnixやLinux、Windowsなどのオープン系でも広く使われるようになりました。

データベース言語としてSQLが使われているため、DB2の技術者はSQLの習得が必須となります。

OracleはOracle社が提供するデータベースで、どのプラットフォームからでも使えるのが特徴です。

また、Oracleはあらゆる形式のデータに対応しており、C言語やCOBOLなどをはじめ、ほとんどのアプリケーション開発言語で使うことができます。

データベースへのアクセスはSQLで行えるため、扱いやすいこともOracleの特徴といえるでしょう。

AWSはアマゾンが提供するクラウドサービスですが、その画期的なシステムに注目が集まっています。

サービスの種類は100以上あり、ネットワークやデータベース構築だけでなく、データ分析も可能で人工知能の分野にまで進出しています。

AWSを導入する企業はますます増えていくと思われますから、これからインフラエンジニアを目指す人にとって、AWSのようなトレンド技術は習得が必須となっていくでしょう。

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