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【出題範囲は?】LinuCレベル1(Level1)の101試験ではなにを勉強すればよい?

Contents

101試験(Version 10.0)出題範囲

LinuCレベル1に認定されるためにはこの試験と[102試験の受験が必須です。Linuxのすべてのディストリビューションに共通のLinuxプロフェッショナルにとって必要なスキルをカバーしています。

出題範囲のそれぞれの項目には、重要度として重み付けがなされています。重要度は、それぞれのトピックスの相対的な重要性を示しています。

重要度が高いトピックスほど、試験において多くの問題が出題されます。

なにを優先して勉強すべきか?

重要度を参考に考えますと、以下を最優先に勉強すべきです。

  • 1.01.1 Linuxのインストール、起動、接続、切断と停止
  • 1.01.2 仮想マシン・コンテナの概念と利用
  • 1.01.3 ブートプロセスとsystemd
  • 1.03.1 コマンドラインの操作
  • 1.03.3 ストリーム、パイプ、リダイレクトの使用
  • 1.05.2 ハードディスクのレイアウトとパーティション
  • 1.05.3 ファイルシステムの作成と管理、マウント

主題1.01: Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用

1.01.1 Linuxのインストール、起動、接続、切断と停止

重要度は以下のようになっています。

4

概要は以下のようになっています。

  • Linux をDVDやISOイメージファイルを用いて物理マシンや仮想マシンにインストールできる。
  • 物理マシンや仮想マシンのLinux の起動と停止ができる。

詳細は以下のようになっています。

  • UEFI/BIOS の設定でブートメディアの優先順位を変更できる。
  • 仕様書に従って、Linux のインストールを完了できる。
    • package groupの選定, timezone, password, GUI/CUI
  • Linux システムの起動と停止ができる。
    • shutdown, reboot, halt
  • Linux システムに鍵を使って接続し、正常に切断できる。
    • ssh
    • ~/.ssh/authorized_keys, ~/.ssh/known_hosts
    • ~/.ssh/id_rsa と id_rsa.pub
    • logout, exit, ^D

1.01.2 仮想マシン・コンテナの概念と利用

重要度は以下のようになっています。

4

概要は以下のようになっています。

  • 仮想マシンとコンテナを実現する基本技術を理解している。
  • ハイパーバイザー、コンテナのそれぞれの特徴と違いを理解する。
  • 仮想マシン、コンテナの起動、停止ができる。

詳細は以下のようになっています。

  • カーネルとハイパーバイザーと仮想マシンの関係を理解している。
    • ハイパーバイザー、仮想化支援機能
    • 仮想マシンとコンテナの特徴を理解している。
  • ホストOSとコンテナの関係を理解している。
  • 仮想マシンの起動と停止ができる。
    • virsh
  • 仮想マシンにログインできる。
  • コンテナの起動と停止ができる。
    • docker

1.01.3 ブートプロセスとsystemd

重要度は以下のようになっています。

4

概要は以下のようになっています。

  • UEFI/BIOSからブート完了までのブート手順について理解している。
  • システムにおけるsystemdのブートターゲットを管理できる。これには、シングルユーザモードへの変更と、システムのシャットダウンまたはリブート、デフォルトのsystemdのブートターゲットの設定も含まれる。

詳細は以下のようになっています。

  • デフォルトのブートターゲットを設定する。
    • systemd, systemctl
  • ブートターゲット(シングルユーザモードを含む)を変更する。
    • systemctl
  • コマンドラインからシャットダウンおよびリブートする。
    • shutdown, halt, reboot, poweroff

1.01.4 プロセスの生成、監視、終了

重要度は以下のようになっています。

3

概要は以下のようになっています。

  • 基本的なプロセス管理を行える。

詳細は以下のようになっています。

  • ジョブをフォアグラウンドやバックグラウンドで実行する。
    • &, bg, fg, jobs
  • ログアウト後にも実行が継続されるようにプログラムにシグナルを送信する。
    • nohup, screen, tmux
  • 活動中のプロセスを監視する。
    • top, ps, pstree, uptime
  • プロセス群を選択し、並べ替えて表示する。
    • pgrep
  • プロセスにシグナルを送信する。
    • kill, pkill, killall

1.01.5 デスクトップ環境の利用

重要度は以下のようになっています。

1

概要は以下のようになっています。

  • X11のデスクトップ環境のシステムを利用できる。

詳細は以下のようになっています。

  • X Window System の構成要素についての基本的な理解と知識
    • startx, X サーバー, X クライアント, Display Manager, Window Manager, X Window System, 統合デスクトップ環境
  • X11 環境でのGUIをローカルおよびリモートで起動する。
    • xauth, DISPLAY, ターミナルプログラム

主題1.02: ファイル・ディレクトリの操作と管理

1.02.1 ファイルの所有者とパーミッション

重要度は以下のようになっています。

3

概要は以下のようになっています。

  • 適切なパーミッションと所有者権限を使用して、ファイルへのアクセスを制御できる。

詳細は以下のようになっています。

  • 通常ファイル、スペシャルファイル、およびディレクトリに対するアクセスパーミッションを管理する。
    • chmod, ls
  • SUID、SGID、スティッキービットなどのアクセスモードを使用して、セキュリティを維持する。
    • chmod, chown, chgrp, ls
  • ファイル作成マスクの変更方法を把握する。
    • umask
  • グループフィールドを使用して、グループメンバーがファイルにアクセスできるようにする。
    • chown, chgrp

1.02.2 基本的なファイル管理の実行

重要度は以下のようになっています。

3

概要は以下のようになっています。

  • ファイルおよびディレクトリを管理するための基本的なLinuxコマンドを使用できる。

詳細は以下のようになっています。

  • 個々のファイルおよびディレクトリをコピー、移動、削除する。
    • ls, file, touch, cp, mv, rm, mkdir, rmdir, tar
  • 複数のファイルおよびディレクトリを再帰的にコピーする。
    • cp
  • ファイルおよびディレクトリを再帰的に削除する。
    • rm, find
  • 基本的なものから高度なものまで、ワイルドカード規則をコマンドで使用する。
    • ファイル名のパターンマッチ
  • 特定のパス以下をファイル名、種類、サイズ、時刻、所有者などを基にファイルを見つけて操作する。
    • find
  • ファイルをアーカイブしたり、圧縮・展開する。
    • tar, dd, gzip, gunzip, bzip2, xz

1.02.3 ハードリンクとシンボリックリンク

重要度は以下のようになっています。

2

概要は以下のようになっています。

  • ファイルに対するハードリンクとシンボリックリンクを作成して管理できる。

詳細は以下のようになっています。

  • リンクを作成する。
    • ln [-s]
  • ハードリンクとシンボリックリンクを識別する。
    • ls [-lFi]
  • ファイルのコピーとリンクの違いを知っている。
    • ファイル, ディレクトリ
  • システム管理業務をサポートするためにリンクを使用する。
    • バージョン管理

1.02.4 ファイルの配置と検索

重要度は以下のようになっています。

2

概要は以下のようになっています。

  • 典型的なファイルの位置とディレクトリの分類を含む、FHS(Filesystem Hierarchy Standard:ファイルシステム階層標準)について熟知している。

詳細は以下のようになっています。

  • Linuxシステムで、ファイルやコマンドを見つける。
    • find, locate, updatedb, /etc/updatedb.conf, type, whereis, which
  • FHSで定義されている重要なファイルやディレクトリの正しい位置や目的を知っている。

主題1.03: GNUとUnixのコマンド

1.03.1 コマンドラインの操作

重要度は以下のようになっています。

4

概要は以下のようになっています。

  • コマンドラインを使用して、シェルおよびコマンドと対話できる。このトピックは、bashシェルを使用することを想定している。

詳細は以下のようになっています。

  • 単一シェルコマンドおよび1行のコマンドシーケンスを使用する、コマンドラインでの基本的な作業の実行。
  • 定義することを含めたシェル変数の使用と変更、環境変数の参照とエクスポート。
    • set, unset, export, env, echo, 引用符
  • コマンド履歴の使用と編集。
    • history, .bash_history
  • 定義済みパス内に存在するコマンドおよび存在しないコマンドの呼び出し。
    • bash, pwd, ., 相対パス、絶対パス
  • マニュアルの参照。
    • man

1.03.2 フィルタを使ったテキストストリームの処理

重要度は以下のようになっています。

3

概要は以下のようになっています。

  • テキストストリームにフィルタを適用できる。

詳細は以下のようになっています。

  • テキストファイルやストリームの出力をテキストユーティリティフィルタに送り込み出力を変更するためのGNU textutilsパッケージに含まれる標準的なUNIXコマンドを使用できる。
    • cat, cut, expand, fmt, head, join, less, nl, od, paste, pr, sed, sort, split, tail, tr, unexpand, uniq, wc

1.03.3 ストリーム、パイプ、リダイレクトの使用

重要度は以下のようになっています。

4

概要は以下のようになっています。

  • テキストデータを効果的に処理するためにストリームのリダイレクトや接続ができる。
  • この作業には標準入力、標準出力、標準エラー出力へのリダイレクト、あるコマンドの出力を別のコマンドの入力にパイプする、あるコマンドの出力を別のコマンドの引数として使用する、出力を標準出力とファイルの両方に送るといったことが含まれる。

詳細は以下のようになっています。

  • 標準入力、標準出力、標準エラー出力をリダイレクトする。
    • <, >, >>, 2>&1
  • あるコマンドの出力を別のコマンドの入力にパイプする。
    • | (縦線)
  • あるコマンドの出力を別のコマンドの引数として使用する。
    • xargs
  • 出力を標準出力とファイルの両方に送る。
    • tee

1.03.4 正規表現を使用したテキストファイルの検索

重要度は以下のようになっています。

2

概要は以下のようになっています。

  • 正規表現を使用してファイルおよびテキストデータを操作できる。これには、いくつかの表記要素を含む単純な正規表現の作成も含まれる。また、正規表現ツールを使用して、ファイルシステムまたはファイルの内容からの検索を実行することも含まれる。

詳細は以下のようになっています。

  • いくつかの表記要素を含む単純な正規表現を作成する。
    • sed, regex(7)
  • 正規表現ツールを使用して、ファイルシステムまたはファイルの内容からの検索を実行する。
    • grep, egrep, fgrep

1.03.5 エディタを使った基本的なファイル編集の実行

重要度は以下のようになっています。

2

概要は以下のようになっています。

  • viを使ってテキストファイルを編集できる。これには、viのモード切り替え、テキストの検索、編集、保存、終了が含まれる。
  • エディタの変更ができる。

詳細は以下のようになっています。

  • viのモードを切り替えて、編集、保存、終了ができる。
    • i, o, a, ESC
    • h,j,k,l
    • ZZ, :w!, :q!, :e!
    • c, d, p, y, dd, yy
  • テキストを検索する。
    • /, ?
  • 標準のエディタを切り替える。
    • EDITOR, nano, emacs

主題1.04: リポジトリとパッケージ管理

1.04.1 apt コマンドによるパッケージ管理

重要度は以下のようになっています。

3

概要は以下のようになっています。

  • apt コマンドでリポジトリを利用したパッケージ管理ができる。

詳細は以下のようになっています。

  • 特定のパッケージをインストール、アップデート、アンインストールができる。
    • apt, apt-get, apt-cache, apt-file
  • パッケージがインストールされているか否かにかかわらず、特定のファイルまたはライブラリを含むパッケージを見つけることができる。
  • バージョン、内容物、依存関係、パッケージの整合性、インストール状態などのパッケージ情報を取得できる。(パッケージがインストールされているか否かにかかわらず)
    • /etc/apt/sources.list

1.04.2 Debianパッケージ管理

重要度は以下のようになっています。

1

概要は以下のようになっています。

  • Debianパッケージツールを使用してパッケージ管理できる。

詳細は以下のようになっています。

  • Debianパッケージをインストール、アップグレード、およびアンインストールする。
    • dpkg
  • インストール済みのDebianパッケージの一覧表示ができる。
    • dpkg
  • インストール済みパッケージを再設定する。
    • dpkg-reconfigure

1.04.3 yumコマンドによるパッケージ管理

重要度は以下のようになっています。

3

概要は以下のようになっています。

  • yum コマンドでリポジトリを利用したパッケージ管理ができる。

詳細は以下のようになっています。

  • リポジトリの概念を理解している。
  • パッケージがインストールされているか否かにかかわらず、特定のファイルまたはライブラリを含むパッケージを見つける。
    • yum
  • バージョン、内容物、依存関係、パッケージの整合性、インストール状態などのパッケージ情報を取得できる(パッケージがインストールされているか否かにかかわらず)。
    • /etc/yum.repos.d/
    • /etc/yum.conf
    • yumdownloader

1.04.4 RPMパッケージ管理

重要度は以下のようになっています。

1

概要は以下のようになっています。

  • RPMパッケージツールを使用してパッケージ管理できる。

詳細は以下のようになっています。

  • RPMパッケージのバージョン、状態、依存関係、整合性と署名などの情報を取得する。
    • rpm
  • パッケージがどのファイルを提供するか、また、特定のファイルがどのパッケージから提供されるかを取得できる。

主題1.05: ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム

1.05.1 ハードウェアの基礎知識と設定

重要度は以下のようになっています。

3

概要は以下のようになっています。

  • 基本的なシステムハードウェアの理解および構成や情報の取得ができる。

詳細は以下のようになっています。

  • 組み込まれている周辺機器の有効/無効を切り替える。
    • modprobe, insmod, rmmod, lsmod
  • さまざまな大容量記憶装置の相違点を理解している。
    • HDD, SSD, 光学ストレージ
  • さまざまなハードウェア情報を取得できる。
    • lsusb, lspci, /sys/, /proc/, /dev/
  • USBデバイスを操作するツール
    • lsusb
  • sysfs、udev、dbusについて概念的に理解する。

1.05.2 ハードディスクのレイアウトとパーティション

重要度は以下のようになっています。

4

概要は以下のようになっています。

  • Linuxシステムにおけるディスクパーティションの構成を設定できる。

詳細は以下のようになっています。

  • パーティションについて理解し、操作できる。
    • UEFI, ESP(EFI System Partition), fdisk
  • GPTでのgdisk および parted についての基本的な知識
    • fdisk, gdisk, parted
  • システムの利用目的に沿ったパーティションの割当ができる。
    • / (root), /var, /home, /boot ファイルシステム, スワップスペース
  • LVMの基本的機能の基本概念、特徴、利点・欠点を理解している。
    • 物理ボリューム、論理ボリューム、動的拡張・縮小、スナップショット

1.05.3 ファイルシステムの作成と管理、マウント

重要度は以下のようになっています。

4

概要は以下のようになっています。

  • 各種ファイルシステムの特徴を理解している。
  • ファイルシステムを作成できる。スワップスペースも含む。
  • ファイルシステムをマウントするための設定ができる。

詳細は以下のようになっています。

  • MBRパーティションテーブルの管理。
  • 各種のmkfsコマンドを使用して、以下のようなさまざまなファイルシステムを作成または管理する。
    • ext3/ext4, XFS, VFAT, Btrfs, tmpfs
  • スワップスペースを作成する。
    • mkswap, swapon, swapoff
  • ファイルシステムを手作業でマウントおよびアンマウントする。
    • mount, umount, マウントポイント
  • ブート時にファイルシステムをマウントするよう設定する。
    • /etc/fstab
  • UUIDとラベルを使ってファイルシステムの識別とマウントができる。
  • リムーバブルなファイルシステムをユーザがマウントできるように設定する。
    • /media

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