CCNAとは
CCNAはCisco Certified Network Associateが正式名称であり、CCNAとはその略称のことです。
業界では広く名が知られており、ネットワークエンジニアの必須資格ともいえる資格です。
CCNAの勉強法は?
CCNA合格に向けて頑張ろう!とはいっても、いざ書店に行けば関連書籍は山のようにあり「どれがいいのやら、さっぱり・・・」となる方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は多くのCCNA受験者が学習を進める際に実際に使っている書籍・サイトをいくつかピックアップしてみました。
これまでの経験や既にある知識量で勉強法やその量はまるで違ってくるものですが、何かご自身の学習に合ったものが見つかれば幸いです。
CCNA参考書で知識をつける
まずは入門書からはじめてCCNA全体の知識をつけましょう。
私も使ったおすすめの参考書は次のものです。
これらは初歩的な内容ならネットワークに関する基礎を学ぶことができる参考書です。
丁寧でわかりやすい解説が魅力で、イラストも用いながら手取り足取り説明してもらえるので、ネットワークの初学者はこの書籍から学習を始めるのが良いでしょう。
サブネット化や通信の基礎、TCP/IPの仕組みなど、基礎的な部分を全体的に丁寧に解説しているため、完全に知識がない人が独学で学習を進めるのであれば、最初に読んでみるといいでしょう。
しかしこの一冊で固められるのは基礎の基礎であるため「この一冊で勉強して、もうちょっと勉強すれば合格できる」というレベルにはなりません。
あくまで「初心者がネットワークの概念をわかりやすく学習するための教科書」と考えて、一通り読んだら次の参考書に移っていくようにしましょう。
これらは2020年2月からの新試験に対応した教科書で、テキストと問題集が一つになっています。合格点を取るための基礎力を効率よく培うことができるのでおすすめです。
これらの参考書を利用して合格した人たちの声を載せておきます。
30代男性
CCNA(ICND1)を受験するため、まず入門として購入しました。
ネットでは、問題集サイトをひたすら解いて解説で覚えると言った事がよく書いてありますが
正直、全く知識が無い状態だと解説を理解することも難しいと思います。
この本で理解できる範囲はICND1の3,4割程度ですが、読んでおく事でその後の理解スピードがかなり変わってくるかと思います。
私はこの書籍のあとping-tをひたすら解く&解説で覚えるスタイルで、約1ヶ月でICND1に合格する事ができました。
30代男性
タイトルは「CCNAの基礎が学べる」となっているが ネットワーク自体の基礎が学べる。CCNA以外でもネットワークの知識が必要な情報処理系の試験では役立つ。高度情報処理試験対策の本として購入。ネットワーク ド素人の私にとっては大変貴重な1冊。購入して1年以上経つがいまだに利用してる。ここまで丁寧に書いた類書を知らない。「1週間で」とあるが、ド素人の私は繰り返し読み返し、理解が定着するまでに数か月かかった。
CCNA問題集を繰り返し解く
入門書を読んで知識が定着してきたら、最後に問題集を繰り返し解きましょう。
私も使ったおすすめの問題集は次のものです。
問題集は繰り返し解くことが本当に重要になってきます。
問題をすべて暗記してしまうくらい繰り返してください。
暗記しすぎて飽きてしまったら別の問題集に取り組みましょう。
2、3冊暗記したらほぼ間違いなく合格できるでしょう。
これらの問題集を利用して合格した人たちの声を載せておきます。
30代男性
合格は出来ましたがギリギリでした。
当方こちらと某サイトの問題を徹底的にやった上で試験に臨みました。
正直この問題集を完璧に解けるようになっても余裕で合格とはいかないと思います。
解説も充実しており分かりやすいのですが、実際の試験はもっと捻った知識問題が出ます。
30代男性
ネットワークエンジニアの登竜門であるCCNAの教科書です。
そのCCNAを構成するICND1とICND2のうち、前半部分のみが記載されています。
内容としては、かなり詳細に記載しており、時折理解に苦しむ部分もあるが、構造を理解していくという点では非常に有用です。
この本で分かりにくいとこは、無理に進めずに、ネットでレベルを落とした解説を見つけてから再度戻って理解していました。